東京古代史研究会 最新NEWS

◎10月28(土)29日(日)、第五回叛乱シンポジウムは岡山市の岡山県立生涯学習センターにて、35名を集め開催された。

テーマは「古代吉備国は定説の投馬国なのか、定説外の邪馬台国なのか」。出宮徳尚氏、坂野忠司氏、山田良三氏、岡将男氏、香川重善氏、富岡宏文氏、中西厚氏が熱弁を振るった。

呼びかけ人の平山は ①随書倭国伝の秦王国はどこか ②魏志倭人伝の「もう一つの奴国」はどこか、徳島と和歌山を焦点に話した。二回目は「神武天皇は二人いた」について話し、もう一人の神武天皇とは珍彦(椎根津彦)と特定した。

 ◎10月30日、今治市の朝倉地区に斉明天皇行幸の強い伝承が多量にある事に注目、訪問した。無量寺の龍田住職から詳しく話を聞いた。斉明天皇は総社市の鬼の城を築造したのち、松山へ行き福岡の朝倉へ行きそこで死亡したという記事は、全くの虚構記事である事を確信した。12月8日、朝倉地区では斉明天皇祭を計画している。参加するかどうか検討中。

◎10月31日、総社市の伊予部山に古川桃太郎の会事務局長と登る。伊予が今治に通じ、古代この一帯は海が深く、簡単に高縄半島へ行けた事を実感した。

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